青二歳

水戸黄門 天下の副将軍の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

水戸黄門 天下の副将軍(1959年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

天下のご意見番だったり副将軍だったりお忙しい月形龍之介。いいなぁこの水戸黄門。印籠なんて不要の威厳。月形龍之介って若い頃はイケメンなのに壮年期はブサイク…とまでは言わないがやや崩れていた印象があるけど、この黄門様に至っては美さえ感じます。なんでしょうねこの魅力は。シリーズ12作目。
“黄門様“といえば…時代劇に詳しい方は月形黄門とか里見黄門とか歴代の水戸光圀公を呼び分けて語るらしい。いろいろ見比べたいところ。

若山富三郎わかっ!やせてるっ!綱吉将軍とはいやはや。大田原伝兵衛…ってまさかの大河内傳次郎がコメディリリーフ。ふぉー。メガネのご老体でトコトコかわいい。大川橋蔵もまた若いなあ、町人の粋が似合う色男。大川橋蔵と進藤栄太郎の掛け合いがたまらなく可愛い。銭湯で浄瑠璃なんて歌っちゃってまぁ。
助さん東千代之助の美青年っぷり!イケメン。格さん里見浩太朗も若さが溢れ出てます。しかも丘さとみと歌や踊りのサービスシーン。うっとり。あぁ丘さとみの野暮ったさ…キュート。
錦ちゃんと美空ひばりのミュージカルは笑う。オフィーリアさながらの艶っぽい錦ちゃん錯乱の場は見惚れてしまった。

東映の江戸城かっこいい…これ…すごすぎて色々おかしい。と思ったら登城シーンは二条城貸し切ったロケとのこと。やっぱりすごすぎて色々おかしい。
それにつけても大井川はいつも川留め。大井川が出てくる映画って…なぜだか普通に渡れる方が珍しい気がする。いっつも増水中(´・∀・`)
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