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美女と野獣 ベルのファンタジーワールドのkanaco4月末までお休み中のレビュー・感想・評価

3.0
劇団四季ディズニーミュージカル『美女と野獣』の鑑賞に行ってきたのでその思い出として鑑賞にチョイス!

劇団四季『美女と野獣』もアニメ・実写映画に負けず劣らず素晴らしく、そのファンタジーな世界観を堪能することができました。

劇団四季はベル・野獣・ガストンの3名が映画版よりも子供っぽさ強くしたキャラクター像になっており、たくさん悩む等身大の姿。しっとりとしたロマンティックさというより、瑞々しいフレッシュさのある恋愛模様。【強いぞ、ガストン】【ひとりぼっちの晩餐会】が特に最高!

舞台ならではの華やかさと派手さがありコメディ感も一番強くて、何回かお客さんのクスクスという笑い声も。10代前半など若い方でも楽しめるような、ミュージカル入門にも良さそうな作品に感じました!

アニメ映画・実写映画・舞台の鑑賞を3日連続で挑みました。同じストーリー、舞台、キャラクター、楽曲なるもアニメ映画・実写映画・舞台それぞれに適した演出が練られているのが興味深いですし、キャラクターも少しずつアレンジされています。しかもどれも良き!もし本作に触れられる方が入れる方がいれば見比べてみるのも面白いかもです🤗💕

そして、本作はお城のお馴染みのメンバーが登場する『美女と野獣』から生まれた短編集。

★★★★ストーリー★★★★
ひょんなことから大喧嘩したベルと野獣を何とか仲直りさせたい使用人たちのドタバタ劇『大切な言葉』。フィフィとルミエールの〈最初のデートの記念日〉を巡って事件が起こる『フィフィとルミエールの記念日』。翼を怪我した小鳥を介抱するベル、しかし小鳥が大嫌いな野獣が怒ってしまい…『傷ついた小鳥』。3篇を収録。
★★★★★★★★★★★★★

『美女と野獣』の後日談。20~25分位の短編3つが収録。野獣の城にベルが閉じ込められるも一度和解した後、運命の日が訪れる前までの〈何かが芽生えている〉期間に起きたプチ事件の数々を綴るストーリー。

『美女と野獣』の本編だけだと、ベルを襲う狼を追い払うことで和解した2人について、楽曲【愛の芽生え】で気持ちが急接近していく様子がスピーディーに描かれ、一気に【美女と野獣】のダンスパーティーに飛びます。そのダンスパーティーの時にはそれぞれの心の成長や改心、愛する気持ちの芽生えがほぼ育ち切っています。

ですがこの短編を見ると(当然のことですが)ベルも野獣も、そして使用人たちも一気に成長したわけではなく〈何かが芽生えている〉期間に数々の衝突をし、反省し、お互いを受け入れ、関係を築き上げてきたのだと分かります😌そりゃあ、人間はすぐには変われません。少しずつ少しずつお互いを知って惹かれあう。

実際、このショートムービーで見る野獣の性格はハードモード。大分ヤバい発言が多いです(なお、ベルの性格もそれなりにハードモード 笑)。正直なところ、ベルと野獣は例え両想いになった後でもケンカが多そうなカップルです(笑)

ベルの新曲も1つ収録。😊

人と接する上で大切なことは何か。ベル、野獣、使用人たちはショートムービーでも教えてくれます。