大木茂

デスティーノの大木茂のレビュー・感想・評価

デスティーノ(2003年製作の映画)
3.3
万人に受けるエンタメの天才と
シュルレアリスムの異端児の共作は半世紀以上経って映像化された運命

お互いに夢を具現化させる事においてのエキスパートで密かに尊敬しあっていたってたのが面白い
どことなく顔も似ている…オールバックだし

言われてみると意外とシュールなんだよなウォルト
擬人化よくやるしピンクの象とかガンギマリだもんな
大衆に向けていた中で芸術的な作風に挑戦するとこと
マスコミに向けてダリを演じる事によって人間性や取っ付きにくさを外したっていう
反対のアプローチをしていたってのも興味深い

当時に短編の中の異色作って事で公開されていたらまた違ったろうな
短編は時代遅れ、ダリの注意力散漫、ウォルトの経営者としての決断で決裂しちゃったわけだけだけど…
その後もお互いの家に尋ねて行くくらいには仲良かったから安心したよね
ドンキホーテを企画しようとしたりしたり
大木茂

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