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バジュランギおじさんと、小さな迷子のkのレビュー・感想・評価

4.8
入国の理由はただひとつ 愛でした


たぁーーーー世界は広いなーーーーーーあ!!!!
何もかもがわかりやすい!けどそれがいい!!!!自分の小ささを改めて思い知って、でも本当に清々しい気持ち。
広い砂漠、神に祈り涙する人々、画面に収まりきらない異文化の共存。

そして日本よりも、善を体現する主人公や主要人物たちの言葉に重みがある。
平和をのぞむ切実さの格が違う。それは映画の中の話だけではないから。

この映画がヒットすることは、世界平和への道がつくられるということ。
単なる娯楽映画なんかじゃない。

面白かったのは、こんなに幸せで楽しい気持ちになれる映画も大好きだし、救いのないしんどい映画も大好きな自分のアイデンティティみたいなものをものすごく愛おしく思えたこと。こんなに壮大な映画を観ているのに、自分に集中する時間もあった。退屈する暇なかったのにね。

宗教の違いで争いが起こるのは悲しいことだと素直にちゃんとわかるのは私が無宗教で日本人だからこそだし、自分をもっと誇りに思おう。

てか記者に1番泣かされたのほんとどういうこと勘弁して?笑 (喜)

子どもたちに憎しみではなく愛をおし、え、あ、う、かっ、た、あ、あぁ(おもわず思い出し泣きしてますすみません)
エッヘン
子どもたちに憎しみではなく愛を教えよう、憎しみを絶とう!って。

このセリフを心を込めて言うことによる力、まじではかりしれない。それほど観客ひとりのこさず伝えたいって気持ちが伝わる。ちゃんと来る、大事なところに落ちる。

そしてムンニー(シャーヒダー)の一喜一憂に左右される以外に何も出来ない錯覚におちいるよ。笑 反射的に泣いて笑って、ワイルドな体験をさせてもらいました。可愛さこそ神。

ボリウッド最先端、ありがとうございましたぁ!!!
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