温かいイイ映画だった。 天使が出てた。
よくぞ見つけて来たなというくらい可愛くてお利口で。
単純明快ベタベタなストーリーなのに、直球ど真ん中の感動モノ、素直に泣けました。 最後は絶対こうなるよねーと思っていた通り、イヤそれ以上の展開でしたが、その最後こそが堪らなく泣けて号泣。
人として一番大切にしなければいけない事を、この映画は教えてくれる。 人種や宗教の違い、国家間の対立なんて無意味でしかない。 ジョン・レノンの「Imagine」を思い出した。
皆んながバジュランギの様だったら。 優しさや真心で満たされた世の中だったら。
インド映画だけど、一方的なインド側の善意だけではなくパキスタン側の善意も描かれている。 パキスタンのモスクでは宗教に関わらず「誰でも歓迎する」と匿ってくれたり、協力してくれた記者たち、警官、バジュランギの善意は彼一人だけでは成し得なかった。 パキスタンでも上映されているのかな？ 簡単で無いのは分かっているけど、少しずつ時代が変わって行くと良いですよね。
お約束のダンスシーン、素晴らしい歌、美しい景色、笑いあり涙あり、盛り沢山の感動エンタメだった。
