このレビューはネタバレを含みます
パワンが、良い意味で人の良さだけで生きているような人で、何度も泣かされるし、自分の行動を省みてしまう。
何故そこまでするのかと疑問に思ってしまうぐらい、徹底した善意の塊。
恥ずかしながら、インド・パキスタン分離独立や印パ戦争について全く知らなかったので、1つ勉強になった。
泣ける場面は数多いが、特にラストはしばらく止まらないほど。
パキスタンの国民が、パワンの善意を認め、祭り上げる。
世界中の人がこの映画を見たら、国家間のいざこざもなくなるのではないかと思うぐらいに感動する。
ハルシャーリー・マルホートラの、手を挙げて頷く仕草が可愛い。
ミュージカル部分は序盤のものこそ良かったが、それ以降は盛り上がりにやや欠け、それが、感じる時間の長さを少し増幅させてしまったかもしれない。