良かった！バジュランギおじさんがとても良かった！
あの、インド映画特有の、なにかショックを受けたときのガーーン！という顔がめちゃくちゃ良かったですね。
インドの屈強な男たちがダンスするシーンの、真ん中にいるこの人が、この人こそがきっとバジュランギおじさん！という期待をまったく裏切らない、ダンスシーンもとても良い仕上がりでした。
コミカルでありながら、インドとパキスタンの間の分断という緊迫したシーンもあり、感動の大長編に仕上がっててとてもよかったです。
わたしはロードムービーが始まったら飽きてしまいがちなのですが、ロードムービーのところもよかったですよ。長い映画でしたが、飽きることなく最後まで観られました。バジュランギおじさんがとにかくキュートだった。
シャーヒーダが迷子になったそもそもの原因とか、警察に追われることになった原因とか考えると、自業自得じゃないか？と思わなくもないけど、この子がめちゃくちゃかわいいのと、バジュランギおじさんの、そんなことは関係なく、とにかくこの子をパキスタンに届けるんだ！という熱意により、応援せざるを得ない感じでした。
あと、ハヌマーン神に誓いを立てた人間はこそこそしない！と言いつつ、モスクに隠れるときめちゃこそこそしてておもしろかったです。
