ロック歌手のマリアンは休養のため恋人のポールとパンテッレリーア島で穏やかな時間を過ごしていた。そこに元恋人のハリーとその娘のペンが合流し、賑やかなバカンスが始まる。
CMBYNの鑑賞翌日、何も映画を観たくない状態に陥ったまま同監督の作品なら・・・と鑑賞。
両方観て思うのは、ルカ・グァダニーノ監督の男女の何気ない会話、恋人同士の意思疎通、景観・食べ物の表現が非常に好み。衣装も毎回美しく、今作は全編Diorだそうで・・・。そりゃ最高ですね…。ティルダ様のお召し物が本当にずっと可愛い。
ハリーがダンスするシーンのロングショットは気持ちがいいのなんの。
何が何でもバカンスしたくなる。
直接口に出す前の何気ないアピールや、ちょっとやきもきする感じが心地良い。
しかしラストは思ってたよりテンポ上がって普通にびっくりした。
突然の安っぽいカメラワークだけが繊細さを壊していたので、そこだけは納得できず。
晴れた日に窓を開けて風がそよそよ吹き込む中観たので、すごく気持ちよかった。夏にまた観たい。