チェチェチェ、チェリーボーム!
元祖女性ロックバンド、Runawaysのメンバー、シェリー・カーリーとジョーン・ジェットを中心にした伝記作品。
注目は何と言っても、アイ・アム・サムで大ブレークした天才子役のダコタ・ファニングの今までのイメージをぶち壊した演技。シェリー役のダコタが、荒々しく歌うわ、下着姿でステージに立つわドラッグ中毒になる可愛らしい、良い子のダコタはそこにはいません。日本で爆発的に人気があり、シェリーだけ日本人のカメラマン(篠山輝信?)に肌を露出した写真を撮らせ、イメージ戦略を図ろうとするも、ジョーンや他のメンバーから反発を食らい、シェリーは脱退。結果、バンドは解散してしまう。
あくまでも、バンドの中心はジョーンで、いかにもロッカーな彼女がとてもカッコ良かった。と言うか、クリステン・スチュワートがジョーンになりきっていた!
ソロになり、ラジオに出演した時に着ていたジャケットが、アルバムジャケットと同じ物だったので、ちょっと可笑しかった。
ソロではヒット曲も出した、リタ・フォードなのに、彼女が脇役になっていたのかとても残念。ボヘミアン・ラプソディー程の感動は無かったが、モトリー・クルーの「The Dirt」よりも全然良かった。