しゅう

ウィンダミア夫人の扇のしゅうのレビュー・感想・評価

ウィンダミア夫人の扇(1925年製作の映画)
3.6
「ルビッチ・タッチ! Ⅱ」にて字幕版を鑑賞。

ある秘密を守ろうとして却って夫婦の間に危機が訪れるという、典型的なメロドラマ。

個人的に気になったのは、ウィンダミア夫人に言い寄るダーリントン卿の扱い。

所詮は間男なのだから裏表のあるいけ好かない奴として描かれても不思議ではないが、この映画では遊び人風ではあるものの夫人に対しては寧ろ誠実を貫いており、結果として想いが実らなかった事にちょっと残念な気持ちになった程だった。
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