韓国映画の良い所がたくさん反映されてます。
育ての母のキムヘスさん。好きな女優さんです。ただあまり作品には恵まれて来なかったので彼女の演技力の良さは表現できている作品。
さすがに日本で親に捨てられた子が自力でモノ心つくまで…大きくなる様な事はあり得ないと(^_^*)私思ってるんで…日本では成立しない設定(苦笑)
ただ育てられた人間によって形成される習慣や価値観は理解できる。韓国でおとぎ話にならないのは現実的な側面があるのだろうと
思いながら観た。
凄い女を「オンマ」(お母さん)と呼び順応して大人になっていく
子供たちのキャラクターが其々で
俳優たちの芝居が見応えがある。
末っ子を見ていて…
知恵がなくても恐怖を生み出せるんだなあ。やはり本能に近いものなのかもしれない。
知恵と罪悪感は裏表なのかも知れない。想像のさせ方も上手い。
キム・ゴウンさんも本当にドラマと全く違う人物なので日本の若手女優も見習って欲しいくらい。
お直しばかり気を取られていないで(^_^*)
ただバイオレンス色が強くて…心の機敏がスピードについていってない気がした。
バイオレンスやグロ(上手い事想像させてるが)嫌いじゃなければ
良いのでは?
2016.6 DVD鑑賞