ダビンチ

コインロッカーの女のダビンチのレビュー・感想・評価

コインロッカーの女(2015年製作の映画)
3.8
こういう韓国のノワール系というかその類の作品はやはり男性が主人公のことが多いけど、この作品は拾った女と拾われた女、すなわち女性が主人公。
そういう意味では目新しさがあるし、女性主人公でも迫力があったし、面白いと思った。
とても自分に優しく接してくれたソッキョンと育ててくれたオモニの間で心が揺れるイリョンを観ているのが終始、辛かった。
自分もこんな状況になったら選べないと思う。
俳優さんたちも凄い。
イリョンを演じたキム・ゴウンの繊細な演技と多彩な表情が印象的で一気にファンになりました。
そして何と言ってもオモニを演じたキム・ヘス姉さんの圧倒的な男勝りの存在感。
その佇まい、表情がこの作品を引き立てていました。
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