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ジャッキー ファーストレディ 最後の使命のdeenityのレビュー・感想・評価

2.0
今日は仕事がお休みで映画3本立てという豪華な一日にしてきました。ということで本作ですが…いやー、失敗した。イマイチよくわからん。
というかそれは自分が悪いのだが、本作はケネディ大統領暗殺事件を描いた作品であり、その妻ジャクリーン・ケネディに焦点の当てられた作品。そういう事件があったのは知っているが、実際その背景だとか情報を全く入れなかったものだから、はっきり言ってよくわからなかった。

所々で挟まれる映像にはどことなく古めかしいトーンで撮影が施され、度々流れるBGMの不協和音がゾクッとさせ、予告CMでもあったが下からのアングルでのジャッキーを映した映像は結構好きだったりして、正直ダーレン・アロノフスキーは好きな監督だから期待したのだがこれは失敗。

終始単調な展開であり、ある程度の予備知識を入れておくと面白く見ることができたかもしれないが、どうもジャッキーが何を考え何と葛藤しているかも掴みにくく、ラストにかけてのペースアップから何となくいい映画の雰囲気が出てたのに、時すでに遅し。

正直この手の史実を淡々と追った映画ってのはあまりハマらないことが多いことはわかってたんだけど、案の定って感じです。
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