ジャッキー ファーストレディ 最後の使命のLizettteのネタバレレビュー・内容・結末

製作者たちはおそらくジャッキーが大好きなんだけれど、浪費家であったことやケネディ暗殺後のスキャンダル的な再婚で彼女に世間的な批判が残っているために完全には賞賛できずにどっちつかずな伝記ものになってしまっているんだよね、多分。彼女自身も終盤言っているけど、彼女は葬儀を「自分のためにした」のであって、「ケネディの名を後世に残す」というのは表面上のもので、後付的に彼の暗殺は伝説になったわけで、彼女のケネディに対する愛がそうさせた、という話じゃないのに、PRがそういう風じゃん？だからそのギャップに戸惑って変な映画だなあと、思った。けどこれ全部私の勝手な推測だから気にしなくて良いよ。ナタリー・ポートマンの演技が本当に真に迫ってて、それには感心させられた。

あと、一緒に観た母親が、ジャッキーが車から慌てて降りる場面や子供の敬礼の場面など有名な歴史的シーンが所々抜けていたのが気になったと言っていた。本当にこの映画誰か解説してくれ。モヤモヤする。