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マジカル・ガールのdadaのレビュー・感想・評価

マジカル・ガール(2014年製作の映画)
3.8
最近やたら日本の歌が流れる洋画にあたります。今回は長山洋子の春はSA-RA-SA-RA(初めて聴きました)。オープニングで流れるその曲に半信半疑な心はガシッと掴まれました。

映画ってきっと切ったり貼ったりという作業が結構重要な要素なんだと思いますが、この映画はその貼り付け方が斬新で絶妙でした。平面の紙をグシャッとねじってその接点を貼り付けたみたいに。あぁ、ここに繋がるのかぁ。あと、想像力を掻き立てられる見せない見せ方もおすすめポイントです。

本題は
そのマジカルか!という展開。
テコの原理のごとく作用点で得られる熱量は力点での入力以上、想像以上の出力!そんなマジカル!

そして春はSA-RA-SA-RAで現実に呼び戻されます。

超大作のように絶対観ないと!という感覚ではないんですが、気になったら観ずにはいられない変な脅迫観念のある映画、内容も絶妙な刺激具合でした。
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