『マジカル・ガール』というタイトルや『魔法少女ユキコ』といった子供ウケワードに騙されて小さな愛娘とこの映画を見た親たちは、地獄を見たことだろう。(まぁ、まずいないだろう。万が一いたとしても、20分くらいでその不穏な空気を読み取って鑑賞中止するのが正しい親の姿だろう)
序盤のラジオのくだりあたりまで、「普通に泣けるやん…」と感動してた自分がアホに見えるほど、そこからラストまでずっとマジかよガールな展開が続く。話自体はコントみたいなんだけど、とにかくずっと「なんだか怖い」
ユキコの衣装とかステッキとか、あんな1点物を買わなくてもドン・キホーテいけば売ってるじゃないの? なんなら親子で一緒にハンドメイドの方が娘も喜ぶんじゃないの? 結局ステッキ別売りだったし(JAPANの商魂たくましすぎ)。
「なんだか怖い」の〝なんだか〟は「見せてくれないから」と言い換えてもいいだろう。
つまり何が言いたいかっていうと、トカゲの部屋マジなんなんだよ!! 何があったんだよ! エロいだろうしグロいだろうし怖いだろうし見たくないし…見てみたいし(笑)
「挿入なしで」
この一言でこれだけ想像掻き立てられることはもう二度とないと思う。