イペー

炎の街のイペーのレビュー・感想・評価

炎の街(1945年製作の映画)
3.6
モンタナのカウボーイとサンフランシスコの繁華街の顔役が、歌姫を、やがて街の支配権を巡り対決する西部劇。と言ってもガンアクションではありません。
男と男の意地のぶつかり合いが軽妙、かつ洒脱なトーンで描かれている。
歌姫が自分を巡る男二人の争いを余裕綽々で眺めていて、ジョン・ウェインのタフガイぶりも形無し。
それでも往年のスターのスケールは何にせよデカい。ラスト前、タイトル通りのまさかの展開。勝負師は引き際がカッコいいね。
イペー

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