聖

ヤクザと憲法の聖のレビュー・感想・評価

ヤクザと憲法(2015年製作の映画)
5.0
フォローしているレビュアーの方の賞賛レビューを見て興味が湧き、勢いのままポレポレ東中野へ。

「立ち見席、残り5席です。」

おーまじか、映画を立って見るなんて幼き日の「ホームアローン」以来!とウキウキしながら入場(実際は座布団を座席の間の階段において座れました)。

これは骨太でした。

観られる場所にお住いの方は是非見て欲しい。

東海テレビ制作のドキュメンタリーなのでもちろんビデオ撮りなのだが、ナレーションなど可能な限りそぎ落として映画的な空気を出していた。

順番は前後するが、トピックだてするとこんな感じ
*抜けアリ。

ヤクザの日常
ヤクザの生活
ヤクザの家系図
ヤクザと街の人
ヤクザと暴対法
ヤクザと人権
ヤクザと弁護士
ヤクザと警察

*これ書いた後にパンフを見たら、似た ようなまとめ方してあった…

人によって発見があったり、意外だったり、想像通りだったりするだろう。

個人的には「暴力団関係者お断り」とはどういうことなのかをまざまざと見せつけられ、困惑した。

すでに人権って蹂躙されてるんだと痛感。

日本はやはり本音と建前の国だ。

自分と異なるものはどうとでもなって良いという感覚。

若い構成員(部屋住み)のピュアな考えや、会長の悲痛な言葉が胸に刺さる。

ヤクザを通しての話だからまだ客観視できるけど、その内どうなるかわからないなと思わされゾッとした。

ここまでの取材を許可した清勇会と、警察にも食ってかかる前のめりな姿勢で撮影した東海テレビの面々に感謝したい。

あ、あと結構笑えます。
やっぱみなさんキャラクターが濃ゆい。
会長は若々しくてかっこいい。一見とてもヤクザに見えない。帽子を欠かさずかぶるダンディなおじきほか、映画から出てきたような厳つい人もいれば、先に挙げた部屋住みの子なんて眼鏡をかけたただのボンクラにしかみえない(⌒▽⌒)

興味本位上等!お気軽に(?)どうぞ!

存在意義と純粋な面白さと劇場のにぎわいの合わせ技一本!