ビニー/信じる男の作品情報・感想・評価

ビニー/信じる男2015年製作の映画)

Bleed for This

上映日:2017年07月21日

製作国:

上映時間:117分

3.7

あらすじ

アメリカ、ロードアイランド州プロヴィデンス。自惚れ屋のビニー・パジェンサは、世界スーパーミドル級のチャンピオンだ。ある日、交通事故で首を骨折し瀕死の重傷を負う。その痛々しい姿に、誰もがビニーの選手生命は絶たれたと思い周囲の人間たちは離れていく。だがビニーは諦めていなかった。彼は命を懸けトレーナーのケビンと共に、どん底から王座奪還をめざす。

「ビニー/信じる男」に投稿された感想・評価

小一郎

小一郎の感想・評価

4.3
「これは作り物じゃなく本物の『ロッキー』なんだ」。モデルとなったビニー・パジェンサ本人はそう言って涙したという(公式ウェブ)。

うぬぼれ屋のボクサー、ビニー。世界タイトルを獲得するも、自動車事故で首を骨折する。医師から選手生命の終わりを告げられるも、ビニーは安全だが復帰の道を絶たれる手術ではなく、リスクの高いハローという手術を選択。首回りに金属の装置を付けるビニーの姿はあまりにも痛々しい。誰もが復帰はありえないと思い、プロモーター、ガールフレンドは去っていく。

それでも、自らの復活を信じて、あきらめないビニーは、自宅の地下室から命がけのトレーニングを開始する。それに気づいたトレーナーと二人三脚で王座奪還を目指す。

クライマックスの復帰戦でグッときたのが、ラウンド終盤、劣勢を跳ね返すきっかけとなるトレーナーの一言。交通事故からの件をじっくり観てきたのは、この一言のためにあったと言っていいくらい。

そして、何がビニーを突き動かしたのか。次の会話がその理由を端的に示している。

「復帰はあきらめろ。命にかかわると医者が言ったろ」

「どんな命だ? 寝ているだけの命か?」

命がけのビニーの挑戦は、試合に勝てば称賛され、無残に負ければ非難を浴びるかもしれない。しかし、勝っても負けてもビニーが自分自身に納得していることは間違いないだろう。

才能はあるけれどいい加減そうなキャラクターのビニーに、いまいち入り込めなかった。しかし、人の美しさは、命をかけてでもやりたいことがあり、それをやるかどうかで決まってくるのであって、私の感情とは本質的に無関係なのだ。ビニーのおかけで、少しだけ自由になれた気がした。

●物語(50%×4.5):2.25
・復帰戦のトレーナーの一言が輝く脚本が好き。うぬぼれやで、自分的好感度低めの男がまさかの頑張り。自分の人を見る目を変えてくれたかも。

●演技、演出(30%×4.5):1.35
・ビニーを演じた『セッション』のマイルズ・テラーの体づくり、演技、素晴らしい。

●映像、音、音楽(20%×3.5):0.70
・陰影が美しかったかな。
ryo

ryoの感想・評価

4.2
え、ちょっと待って、マイルズ•テラーってこんなにセクシーでカッコ良かったっけ?!とビックリ!

『セッション』のイメージがあったから、余計にイタリア系ボクサーの姿が意外で、でも筋肉むきむきなのも全く違和感なし…。

彼がララランドを蹴って出演したのが今回の作品。実話ベース、チャンピオンになってすぐに再起不能と言われた首の骨折から奇跡の復活を果たすビニー•パジェンサの姿を描く。

トレーナーのケビンとの関係も、ビニーの不屈の精神(っていうとありふれた表現でいやなんだけどそうとしか…)もみてると堪らなくなる。
「俺がみててやらなきゃ死んじまう」って事故後のトレーニングを引き受ける度量とか、パパ以上に父親らしいかもしれない…。

ボルトを麻酔なしで外せっていうビニーは、『聖の青春』の村山聖さん思い出した…。思考が鈍くなるから麻酔なしでオペしろってシーンあったなぁ…。ボクシングより、器具外すシーンのが痛そうで見てられなかった…。

「諦めるのは簡単だから怖い」
「みんなが言う『そんな単純じゃない』なんて嘘だ。」
とかグッと刺さる言葉がありました。
平成29年(2017年)9月25日(月)
信念って大事だよな
JinRock

JinRockの感想・評価

3.5
2017年79本目
演技は凄い。実話ってのも凄い。でも半身不随危機から世界チャンプというのはやりすぎ感あるよなぁ。
あくまで想像なんだけどムチウチ程度の症状で医者が大げさに言ったか当人が大げさに言ったっぽい。本当にそういう話だとしてもむしろ抑えた脚本にした方が映画的なリアリティが出たんじゃないかね。
竹犬

竹犬の感想・評価

3.2
ボクシングチャンピオンの栄光を掴んだ直後に交通事故で頚椎を骨折、そして復帰。
私も頚椎骨折したので自身を重ね合わせて観てしまった。
ボクシングをやらねば生きてるとは言えないとっいた感覚もよく分かるし、トレーニングを止めようとさせる周囲への苛立ちもわかる。
あ〜そうそう、そうだよね、あるある、わかるわかる。私とビニーとでは強度やレベルは月とスッポンほどの差があるが根底で感じてるものは同じだろうね。
そして、ビニーを心配する家族や友人たちの思いも擬似体験。私はビニーの立場だったので周囲がどんな思いだったのかわからなったのだけど。心配で心配でハラハラして大人しくしてくれてたら良いのにという強い思いとなんでまた危険なボクシングを始めるのだというビニーへの苛立ち。
そうか私の父や母や嫁さんちもこんな思いをしてたのか。そんなもん本人が一番辛い、他人なんて俺のことは他人事やし大したことないやろうと思っていたのだけど。己の薄情さに嫌気がさした。
主役の俳優さんはセッションで狂気に巻き込まれていくジャズドラマーを演じたが今回も頚椎骨折から復帰する狂気のボクサーを演じていて、この俳優さん今後の狂気役しかこないんじゃないの?と心配になったほど。
復帰戦での盛り上がりが今ひとつ足りない感じがしてなんだか勿体無い。
エンドロールの映像がとても良かった。けど音楽がなんだかストーリーとあってないような気がした。
我が身につまされる感じがして物語に没入しきれなかったのは私の敗因。
くぅー

くぅーの感想・評価

4.0
my映画館2017#78>いやいや米国からまた奇跡の復活を遂げた男の実話、しかもボクサーゆえにベタに熱く拳を握って見入るはめに。
ビニー・パジェンサは名前は知っていたが、こうやってシンプルにドラマで見せられると、その不屈っぷりにいい意味で唖然とするしかない。
そう、いつの間にかあれこれ考えまくり単純じゃなくしてるのは確かで、原点回帰のシンプル・イズ・ベストを忘れてはならない。
しかし、彼にはあの事故がなければどうなっていたか・・・意地悪な質問はしてみたい。
そして、マイルズ・テラー、ベリーグッジョブでした。
キヲ

キヲの感想・評価

4.0
諦めるのは簡単だから、怖いんだ。

事故で首の骨を折り、ボクシングには再起不可能と判断された男の実話をもとにした復活劇!

脚色された凄い盛り上がりがあるわけでもなく、最後も割とあっさり終わる。だけどビニーのボクシングに賭ける執念、その努力で掴んだ勝利がとてもかっこいい!
頭に刺した矯正用ボルトを麻酔無しで取り外すところは怖かったけど、どんな痛みも恐れず自分の生き様を大切にしていることが伝わってきてとても印象深かった。医者からしたらいい迷惑だね!でもそこがいい!

チラチラとあれが見えます。気恥ずかしさが出る人と見に行くときは注意です(笑)
レイ

レイの感想・評価

3.3
なんでだろう、あまり響かなかった、
>|