解体屋の娘に生まれ、天涯孤独に生きる正真正銘の無類派スケバンの鋸村ギーコ（内田理央）は、うぐいす学園に通う女学生である。
ある日、ギーコが追試を受けようと爽やかに学校へと向かう。
ギーコの同級生 碧井ネロ（山地まり）は天才的なマッド・サイエンティストとしての能力を活かし、 クラスメイトを次々に改造していき自らの帝国を築きつつあった。
次々に襲いかかるネロの刺客たち!
「…なぜネロが、ギーコを襲うのか?」
荒れ狂う学校！ 果たしてギーコは無事追試を受けられるのか! ?
なんのこっちゃよく分からない! ハチャメチャな次世代エンターテインメントがここに誕生した!
三家本礼の同名漫画を映画化。
内田理央演じるギーコが、ゾンビやら忍者やらをぶった斬るスプラッタアクション、様々なギミックを搭載したチェンソーやゾンビで出来たチェンソー・オブ・ザデッドの厨二心をくすぐるウェポンが見どころ。
ネロやネロが魔改造された生徒たちが、スクールカースト最下位で、バカにしていた運動部たちに復讐するために魔改造ゾンビを増やしていたり、ギーコがネロや魔改造ゾンビと戦うのが学校が好きだからというのが、学校ものらしい青春ものの軸がしっかりある。
何故ネロがギーコを憎んでいるのかは、ちょい百合のかほりがする。
気楽に楽しめるスプラッタアクション映画。
