西部劇プロットもまだまだ捻れば面白いものが出てくる余地はあるんじゃないかと思うのですが、慢性的な脚本不足なのか『カウボーイ&エイリアン』みたいなトンデモ作品が現れてしまう昨今。
流石にあれは無茶しすぎかと思ったのか、なかなか現実的なネタできました。
「カウボーイvs食人族」(ﾄﾞﾔｯ
いやもうどうなのよそれ、と思ってたんですよ。終盤までは。
大概ダラダラやってましたからね。
ただ終盤の凄まじい展開でちょっと見直したというか、恐ろしく評価の変わる作品でしてねコレ。
あくまで個人的に、ですが。
そこから考えると食人部族に連れ去られた人たちを助けに行くべく旅立った4人の配役はなかなか面白い組み合わせだなと。
奥さんを連れ去られたパトリック・ウィルソンさんと、キレ者風保安官のカート・ラッセルさん。居眠りが絶えない老齢の副保安官リチャード・ジェンキンスさん。身なりがいちいち派手で見た目を気にする助っ人マシュー・フォックスさん。
なかなか通なチョイスだと思います。
物語的にどう考えても4人て負け戦さだろとツッコミたくなりますけど。
そう思って2回目を観ると、終盤までのロードムービー的な流れもなかなか良くてですね、序盤までに１つアクセントを入れてくれたらもっと評価も高くなったんではないかと。
わたくしBDを借りて観たのでアレですが、良くてミニシアター上映、普通ならビデオスルーがいいとこの作品だとは思いますけど、脚本はそこそこ面白いんじゃないかと思いますので、こちらに来た際には是非ご覧になって頂きたいと思います。
あと『ストリート・オブ・ファイヤー』のマイケル・パレさんチョイ役で出てますが全然分からねえよ。
僕は3回目でようやく気付きましたよええ。
