悪夢たちの造形がとても好き。グロテスクなだけでなくそのシチュエーションも不気味で好き
そして主人公のキャラクターもとても良い
責任感が強くてしっかりもの、警察官の矜持を胸に刻む立派な人なんですがその責任感が自分自身を追いつめているのがしんどいすてき
そんな主人公の前に現れる悪夢のひとつはエネミーじゃなくて鏡のような存在だったのがしんどみ
尊敬する人のために尽くすことをイカれてると言うなら、父の背中を追って警察官になった主人公もイカれてるわけですし
こんな怖ろしい状況から逃げ出さなかったのは上司の脅しが効いたからじゃなくて幻聴・幻覚に促された責任感で……これがお前らのやり方かーーー!!
心身ともに限界に近付いた主人公の行き着く先はホラー映画としてとてもすてきだったと思います◎