とりん

高台家の人々のとりんのレビュー・感想・評価

高台家の人々(2016年製作の映画)
3.0
2019年15本目

妄想癖強目、冴えないOLの木絵の勤める会社に突然転勤してきた名家である高台家の長男・光正。木絵の純粋さに惹かれた光正と付き合うことになるが、高台家には代々引き継がれる人の心を読むというテレパシー能力があった。婚約までいく2人だったが、その能力のことを知った木絵は、能力を知らない頃の気持ちにはなかなかなれず…

久しぶりにこういうタイプの映画を観た。
話の展開からザ・少女漫画らしい、そんな展開のような雰囲気があった。
高嶺の花である王子様的存在と不釣り合いと思いながらも付き合うことができて、隠された秘密を知り、葛藤する様が描かれるという感じ。
そこにテレパスというSFチックな要素も加わり、高台家の家柄や雰囲気からもなんかおとぎ話のようにも感じる部分があった。

よくテレビにも出る2枚目セクシー俳優の斎藤工や天然系女優の綾瀬はるかをはじめ、間宮祥太郎や坂口健太郎といった今をときめく若手から大地真央や市村正親といった大物俳優が脇を固めている。
内容が内容だけにこのメンツ揃えても、演技力が光るという面は特にない。
まぁこれといって中身がなく、気軽に単純に楽しめる映画。
とりん

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