かめさん

アトリエの春、昼下がりの裸婦のかめさんのレビュー・感想・評価

3.7
DVD📀所有、再鑑賞。チョ・グニョン監督作品。『カエル少年失踪殺人事件』のパク・ヨンウ、『黒い家』のキム・ソヒョン、イ・ユヨン主演映画。

1969年の韓国を舞台に難病を抱えた男性と過酷な家庭状況にある女性が芸術家とモデルとして出会い、生きる希望を再び見いだしていくさまを官能的に描くドラマ。妻の勧めで田舎町で療養し、妻を介して若い女性と会った芸術家が創作を再開する一方、悲惨な生活を送る女性もまた明るさを取り戻し、二人の間に絆が芽生えていく。複数の国際映画祭でも評価された、美しく切ない物語と映像美に心を奪われる。

1969年の韓国。全身まひが進む難病に侵された彫刻家のジュング(パク・ヨンウ)は、妻の提案で田舎町で療養する。生きる希望を失った夫に創作意欲を取り戻させようと、妻はモデルとして町娘ミンギョン(イ・ユヨン)を連れてくる。ひどい家庭生活を送っていたミンギョンは、当初はヌードになることをためらっていたが、次第に明るさを取り戻していく。そしてジュングとミンギョンの絆は、少しずつ深まっていき……。
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