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さざなみのvivalaviwaのネタバレレビュー・内容・結末

さざなみ(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

アンドリュー・ヘイ監督つながりで
ようやく。

この題材ー!
こころの機微の絶妙さよー!
しかも45年越しってーー!

おおおおお
重い。重すぎる。。

過去は過去って割り切れるのは
パートナーの中で
“今はもう折り合いついてるよ”っていう
それが絶対条件だなとあらためて

1対1の”好き・好きじゃない”とは
なんか次元の違うダメージな気がする
もう、感服というか…

美化された記憶どころじゃなく
よかった頃のまま
”実体も氷の中でそのまんま保存”
みたいな…

むりむりー!

一時期”比べる”ということに
すごく敏感だった頃を思い出した

“どこに行っても思い出しかなくて”
みたいな
そんなことが
ほんとにあり得るんだもんなぁ。笑

それでも…
“ある時点”でみれば
その記憶を越えられることも
また事実で

だから、ジェフの気持ちも
あれはあれで本当なんだろうし…。。

でもなー
45年越しはきついなー
さすがになー


とはいえ。

いつまでも”その頃”を持ったまま
生きていけるのは
ものすごくロマンチックでもある
【夫側】

そして

45年共に過ごした今も
“この人の中には
わたしじゃない誰かが…いる!?”
と思って崩壊してしまうほどに
思い入れられる愛情があることもまた
ロマンチックだなと思う
【妻側】


ただ、仮に自分自身が
【夫側】の感覚であるとしても
パートナーもおんなじ感じだと
わたしもあの表情にしかならんわ。笑
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