バニラ

シティ・オブ・ゴッドのバニラのレビュー・感想・評価

シティ・オブ・ゴッド(2002年製作の映画)
3.7
神の街シティオブゴッドで繰り広げられるバイオレンスドラマ。
貧しくも生きるため銃をも手にする少年たち。
写真を愛するブスカペ、ギャングの道を選ぶリトルゼ、ギャングリーダーになるベネ、幼少期から大人になるまでの物語。
規格外の凄さ、映像の斬新さに役者の演技を越えた迫力、映画の枠を遥かに越えていた。
最初のモーテル襲撃からずっと緊迫感半端なし。
どちらかを撃ち殺せのシーンは目をそらすどころかその場から逃げ出したくなるほど。
ストーリーにもくぎ付けとなる。
ただ怖すぎて、感情移入を無意識のうち拒んでしまうかもしれない。
この作品が評価高いのはただのドキュメンタリーではなく、激しい描写と相対して優しさのテイストも見せてしっかり映画してるところに気づいたからだと思う。
圧倒された。
作り手の気持ちを受け止め高得点。
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