井葉

パディントン 2の井葉のネタバレレビュー・内容・結末

パディントン 2(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

 もうなにからなにまで正しすぎる映画だと思った。語られるストーリーやテーマ、あきらかにハリウッド黄金期を意識したウェルメイドな作り。お手本のような完璧な手順で作られた映画だと思う。

 「素晴らしき哉人生」などのオマージュからもわかるように、過去の大傑作達を目指してるのは明らかで、そしてそんな傑作達の風格すら感じる。こんなに正しい話運びの映画を久々に観た。
 ひたすら善良である。善良であれば世界はそれに応えてくれる。そんな甘過ぎるファンタジーもパディントンの世界観の中でなら真っ直ぐ語る事ができる。語る事ができるのなら真っ向から語らなければ!っていう善良過ぎる志に感動してしまった。

 ただ、前作でパディントンの映画はウェルメイドで善良な映画だって印象があるから、その通りやられても正直新たな驚きはなかった。冒頭の一家の近況報告とか一作目みたいに絶対後でいかされるんだろうなって思っちゃったし。
いや、でもそれがちゃんと出来てるだけで凄まじいのだけど。