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パディントン 2のTSのレビュー・感想・評価

パディントン 2(2017年製作の映画)
2.3
【空気を読めないクマさん】53点
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監督:ポール・キング
製作国:イギリス/フランス
ジャンル:コメディ・ファンタジー
収録時間:104分
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2018年劇場鑑賞2本目。
あー、、終始イライラしてしまいました。素直に楽しめない自分が悪いのですがパディントンのあざとさというか、間抜けぶりが1以上に出ていた作品と感じました。1はまだ慣れない環境で頑張るという自立的映画だったのでパディントンの背中を押せましたが、今作はロンドンに住んでもうだいぶ経つはず。何故にそんなにおっちょこちょいをしでかすのか。これではまるで成長していない子どもであります。1もそれほどですが、僕は今作より断然1派です。

パディントンはロンドンのブラウン家に住んでいる。ある日パディントンはロンドンの街が飛び出す絵本を買おうとアンティークショップに向かうのだが。。

紳士なのだが何から何まで空気を読めない態度がかなり癇に障りました。また、あらゆる選択肢から最悪の選択肢を選び、事を大袈裟にしてしまうのもいただけない。例えば、とある男の髪の毛を思わずばっさり剃ってしまうシーンなんて、そのバリカンを手から離せばそんなことにならなかったでしょうと思わずツッコミたくなる。これはパディントンがそれで震えまくって爆笑!という製作者側の遊び心に他ならない。パディントンのあざとさというか製作者側のあざとさが窺えてしまいどうも気にくわない。こんなことをしておけばパディントン可愛いでしょう?みたいな。ふざけるな笑

そんな事を考えながらみてる内にパディントンは濡れ衣を着せられ刑務所に閉じ込められてしまいます。そこでの態度もまあ呑気なこと。。笑える箇所は随所にあるはずなのですが残念ながら自分の中では全て不発。最早ただただロンドンに住み空気を読めていないクマの物語であります。残念ながらそこには濃厚な笑いや感動は皆無。悪役として出てくるヒュー・グラントも微妙な存在感。もうちょっと狂ってても良かったのに(笑)
エンディングでピットブルのshake senoraのカヴァーが流れ、日本版主題歌のAIの曲が良かったのでやや挽回したか。。ただ、頗る評価は高いので僕が合わなかっただけだと思います。お気にせずに。。
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