TakashiKikunaga

パディントン 2のTakashiKikunagaのレビュー・感想・評価

パディントン 2(2017年製作の映画)
4.5
キングスマンゴールデンサークルを抜いて2018年暫定1位の映画となりました。

「えー、熊のかわいい感じの映画なんでしょ?」とか思わずに予備知識ゼロで観て欲しい。見かけに騙されて映画の本質を見逃すことなく、先入観を持たずに、ただ観て欲しい。

頭で考える正しいことと、心が感じる正しいこと、その2つが対立した時には自分の心に従って行動しよう。

イングランド的なウィットに富んだブラックユーモアとか、色々な映画のオマージュとか、そういう映画をより魅力的にさせる要素を散りばめながら、パディントンの純粋無垢な部分がどんどん浮き彫りになっていく展開です。

えぇハッピーエンドですよ、分かりやすいストーリーですし、すごいひねりがある訳でもあっと驚くような仕掛けがある訳でもない、だけど心を打つものがこの映画にはあると思うんですよ。
こんな世の中だから、それはひょっとしたら人間の子役を使ったらうまく伝わらないのかもしれない、だからこその子熊、パディントンなんでしょう。

なんだよむっちゃ泣いたよちくしょう。

あと久しぶりに観たヒュー・グラントはやっぱりイケメン。
TakashiKikunaga

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