赤足

パディントン 2の赤足のレビュー・感想・評価

パディントン 2(2017年製作の映画)
3.8
思いのほか、1でパディントンの持つ癒し効能効果にハマってしまい。続けて鑑賞!こんな性格のねじ曲がったワイに、世界中で愛された児童文学「パディントン」はまさに、コリをほぐしてくれるであろう、マッサージ的作品で、見終わった後はピュア度とお肌のツヤ度がかなり増していたほど(※個人差があります)

さて、今回は
ブラウン家の一員として、ロンドンの街にも溶け込んだパディントン。ルーシーおばさんへの誕生日プレゼントに珍しい絵本を買うために働くことになるのだが、一筋縄ではいかなく失敗続きの連続の中、絵本が盗まれ、一家と共に絵本の行方を追うパディントンなのだが

前作とはまたひと味違った、物語で前作の悪役はニコール・キッドマンであったのだが、今回はヒューグラントで役どころが、落ち目の俳優という少し自虐ネタを挟んでいるかのようなキャラクターは面白かった。

そして、今作で刑務所にぶち込まれてしまうパディントンなのだが、ここでも彼の純粋さと優しさと天然度とキュートさが爆発しており、お決まりなのだがコミカルな展開にはホッコリさせられた(笑)

前作でもそうであったのだが、この作品の魅力の一部は、パディントンの人柄ならぬ熊柄なんだろうと感じた。前作でブラウン一家に置手紙した内容の

「僕がいなくなって皆さんの毎日が少しでも平和になりますように。」

というパディントンの優しさや、今作でパディントンによって救われた街の人達との関係などを、ブラウン家パパの言葉は確信をえており

「パディントンは人のいい所を見ようとする。誰にでも分け隔てなくだ。だから、誰とでも友達になれる。パディントンが来てからウィンザーガーデンの皆はハッピーになった。パディントンが親切心を惜しまないからだ!」

忘れていた人間の本質的な部分や、忘れていた大切な気持ちを思い出させてくれたような気がする文学的でもあり、童心的に考えさせられる作品でもあると感じた。んで、相変わらず見終わった後はホッコリさせられる映画なのであった( ´灬` )
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