ふぇりな

プレーム兄貴、王になる/プレーム兄貴、お城へ行くのふぇりなのレビュー・感想・評価

3.8
暗い映画ばかり観ていてたまには元気になれる作品が必要!!となったらインド映画しかない!!と思い、前から気になっていたこれを借りてきました。
正直なところ期待していたほどではなかったのですが、充分面白かったです!!

「プレーム兄貴」というからにはさぞかし強くて頼りがいがあるどこかのバーフバリみたいな人が出てくるのかな…と勝手に思っていましたが、想像以上に愛嬌があって可愛いキャラクターで、いい意味でギャップを感じました。
しかもその「プレーム」は「愛」という意味があるなんて…その時点で最高では!?と思います。
そしてそんなプレーム兄貴だけではなく、脇役のキャラクターまで全員がそれぞれの魅力を遺憾無く発揮していて、誰一人としてないがしろにされていないという描き方もとても素敵だと思いました。

ストーリーも、考えさせられるところがあって良かったです。権力は人を堕落させるとかいいますが、それもその人次第だし、力の使い方次第なんだろうなと強く思いました。

ただ、若干価値観が合わないというか、それは差別では…?とうっすら感じたりする部分があったので(そこまではっきりでもないし、私が気にしすぎなだけかもしれませんが)、その点で期待しすぎたかなーと思いました。

ダンスも歌もストーリーもどれもレベルが高いなと思うので、インド映画好きの方や、この映画が気になるという方は、ぜひ見てみて欲しいです。
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