シティ・オブ・ゴッドの作品情報・感想・評価・動画配信

「シティ・オブ・ゴッド」に投稿された感想・評価

かんた

かんたの感想・評価

4.5
245作品目
青

青の感想・評価

3.5
記録
【名作を観ようシリーズNo.19】

”他では描けない衝撃的な世界がここにはある〟

ブラジル発、バイオレンス映画の問題作!

1960年代〜80年代に実際にあった、ブラジルのリオデジャネイロのスラム街 ”神の街〟を舞台にした物語

この作品はブラジルの貧困層の子供たちをテーマにしていて、ブラジルの社会問題に切り込んでいる

子供たちが

撃って、撃って、撃ちまくる

こんな世界あっていいのか…

これが実話というのが驚きだ…(汗)


”神の街〟の子供たちの描写は、躍動感があり、とても活力に溢れている
特に冒頭の子供たちが銃を持ってニワトリを追うシーンは、”神の街〟の空気感が漂い秀逸だ

そして素晴らしい演出!
テーマの重さを感じさせない軽快でスタイリッシュな演出によって、エンターテイメントとしても楽しめる作品になっている


それにしても南米はやっぱり怖い…(汗)
神の街の現実が、写ルンです


リオのスラム街を舞台に、絶え間なく続く壮絶な暴力のクロニクルを年代記風に描いたバイオレンス群像劇、、、



"神の街"と呼ばれる街に住む少年たちの犯罪と抗争をリアルに写し切り取った本作。


まだ幼い子供が子供を撃ったり、銃の弾のように使い捨て同然で扱われるのは、いくら住む世界が違う話とはいえ、あまりにも辛く悲しい。


実話を基にしているというのが、物語の説得力と深刻さをさらに際立たせる。


はたして神の街に全能の神はいるのだろうか…。


ギャング同士の対立はもちろん、女にモテず"銃"という武器で全てを手に入れようとしたリトル・ゼと、同じく女にモテないがカメラマンという夢を持ち"写真"という武器で戦ったブスカペの対比も良かった。


今年劇場で観た「レ・ミゼラブル」でも同じようにオタクの少年がドローンで撮影した"動画"がきっかけでギャングと警察の抗争が激化していくというのがあり、とても近い作品だと思った。


またギャングの世界をリアルに描いたロードムービーで「闇の列車、光の旅」という映画もあり、そちらもオススメ。



"写真が俺の人生を変える"
実話に基づくブラジルのギャングの抗争を、テンポの良い群像劇にした映画

ブラジルのリオでの貧困の連鎖を目の当たりにして、月並みだけど、なんて日本は平和なんだろうと思った
映画では娯楽作品として面白おかしく撮ってありますが、暴力・レイプ・子供が子供を殺す、救いのない内容
神の街?神などいないヘヴィな物語です

ジャーナリズムの象徴として、カメラが暴力への対抗手段として出てくるけど、その報道さえ操作されているとすると、一体どこに正義があるのだろう

登場人物が多いので、初見は声に個性が出る吹き替え版が良いかと思います
mic

micの感想・評価

4.0
ベネがタイプです。
もしギャングになりたがってる子供がいたら、これ見せたらいいと思う。
wada

wadaの感想・評価

2.5
これが現実に起こったことというのが衝撃的。子供が子供を殺すのが、見ていて悲しくなった。こういう現実があることを知ることは大切だと思う。正直者が損をするって言葉が全てを物語っていた。
抗争に関係ない人々が殺されるのが痛ましかった。
コミカルに演出していたが、内容がかなり残酷なので、シリアスに演出して欲しかった。重い話が軽く感じてしまうので、勿体ないと思う。

このレビューはネタバレを含みます

<狂乱の街の鮮烈な青春>

このスラム街「神の街」を舞台にした群像劇は、非常に多くの人物が目まぐるしく交錯するが、三つの視点に分けられるかと思う。
1)ギャング仲間の友情と対立、組織抗争の物語。
凶暴な男は容貌にコンプレックスを持ち、穏やかな男は恋人と堅気になろうとして対立する。
二人は“グッド・フェローズ”のはずだったが、永遠の別れを迎えてしまう、切ない青春。
縄張り抗争も世代間抗争も厳しい。
2)生きるため悪事に走るストリート・チルドレンの物語。
子どもが銃を持って殺し合い、麻薬に手を染め、強盗を繰り返す。
暴力に疑問を持たず、銃はまるで玩具のようで、子どもの無知と無謀さが恐ろしく、大人の犯罪以上に痛々しく不憫に思える。
3)写真家を夢見た若者が社会を変革していく物語。
まともな仕事はなく、ギャングになるのが生きる道というスラム街で、生きる目標を見つけ、呪縛から飛び出そうと必死に生きる若者。
躍動する青春への賛辞でもある。
神の街に住む彼らにとって、生きるとは生き残りを賭けた闘いで、凄惨な事件の連続なのだが、彼らの疾走、暴走する様からは“強烈な生命力”がほとばしり、心動かされる。
実話に基づくというが、かなりエンタメ性を加味した脚色で軽やかに展開する本作は、衝撃と面白さが同居した傑作だと思う。
※映画のあらすじはブログ『偏愛的映画案内』をご覧ください。
 暗黒青春映画と呼ぶべきか。或いは、スラム街版『グッドフェローズ』の方が相応しいだろうか。

 舞台はブラジルのスラム地域であるファヴェーラ。そこは貧民街であり、通称"シティ・オブ・ゴッド"と呼ばれていた。1960年代、3人のチンピラが幅を利かせていた。彼らの手下である少年リトル・ダイスはモーテル襲撃で殺人を犯し、姿を消す。一方、3人組の一人を兄に持つブスカペは事件現場で取材記者の姿を目にして、カメラマンを夢見る。70年代になり、彼はリトル・ゼと名を改めスラム街のトップとなる。

 物語は二人の少年を主軸にしている。リトル・ゼは子供の姿をした暴君だ。知恵を悪事に使い、麻薬と殺人でのし上がっていく。手下の少年に人殺しをさせる場面は冷酷で恐ろしい。一方、ブスカペは貧しいながらも普通の人生を贈る。初恋をし、カメラマンになる為に新聞社の見習いになる。この二人の人生は天使と悪魔のように対照的だ。

 監督のフェルナンド・メイレレスはソリッドな映像と巧みな編集術でこの実録ドラマを描写する。水滴が落ちる場面は美しいし、ギャングと警官隊に挟まれる場面は中々スリリングだ。
taneumajp

taneumajpの感想・評価

4.0
リトルダイスが銃を撃つプリントのTシャツをタイの路上で買いました
13年前の話です
>|