Nekubo

人質奪還 アラブテロVSアメリカ特殊部隊のNekuboのレビュー・感想・評価

4.5
スコット・アドキンスが初めての(準)主役を張った映画が本作。監督は自身のスタント経験もあるアクション畑出身のアイザック・フロレンティーン。今でこそアドキンスが、少なくとも映画ファンのあいだで注目を浴び始めたのも一概に彼のおかげと言える。

物語はタイトル通りの人質奪還モノ。本来の主演のマーシャル・R・ティーグが軍の命令で人質奪還に赴く。その先で出会うのがスコット・アドキンス。彼は軍に関係なく一個人の理由からテロリストに戦いを挑む。双方ともに戦う相手が同じゆえ手を組んで立ち向かうという一種のバディ映画でもある。

MR・ティーグはアドキンスと違ってアクションが売りの役者というわけではないから、アクションに関しては無難なのだが、それだけにアドキンスの超人的なアクションが物凄く映えている。劇中での活躍っぷりもさることながら、まさに主役級のインパクト。彼のアクションに関しては文章で説明するようなものではないので実際に観てほしい。

ただ、クライマックスでは香港功夫映画ばりのタイマンバトルもあるので、アクション映画ファンなら間違いなく楽しめる!

記念すべきスコット・アドキンスの主演デビュー作なのでチェック、チェック!
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