週刊誌で芸能人のスキャンダルを追いかける静と新人の野火。
思ってた20倍くらい面白かった。
福山雅治のキャラはあの天性から持つ変態性と今回のゲスキャラとかなり重なっていて良い、二階堂ふみの「まじ、キモい」と反吐を吐くようなキャラも最高、リリーフランキーの目を奪われたような盲目さ、狂犬的な立ち位置も凄かった、あっぱれ。
なぜ、一般人から「ゴキブリ」や「ドブネズミ」と呼ばれるこの仕事に就いたのか、後々露わになっていき物語のラストパートで潔い収束のさせ方は感動すら覚える。
ただ、静も言うようにスキャンダルを追っかける仕事というものが個人的に好かない、プライバシーに介入し無い事まで書き上げる編集者の気が知れない、ためそこについて一言でもあれば良かったのだが、まさかの神格化させるような持っていき方には納得いかなかった。
それでも面白かったことには違いない、さすが大根仁監督。