SCOOP!の作品情報・感想・評価 - 684ページ目

SCOOP!2016年製作の映画)

上映日:2016年10月01日

製作国:

上映時間:120分

3.6

あらすじ

「SCOOP!」に投稿された感想・評価

ゲスさを楽しめた
結構好き!!
おふみさんかわいいいいい
こういう役合うよね

このレビューはネタバレを含みます

R指定だけど暴力かなエロかなって考えてたらアンアン聞こえてきて、なるほど。って始まった

中年のおっさん最高だな…最高
中年のおっさんがいちゃいちゃするの最高
ベンツの車良かったな、あれ良いな

テンポも良いし楽しいしワクワクするし
良い感じで最後わりと急展開だったな
泣けるみたいなのは無いと思ってたのに
しっかり泣いた。

フィルムカメラいいよね、暗室とか
定子はどんな気持ちだったんだろう
DVD出たらまた観よ

あの髪の長さでグラデしても可愛いな、
ピンクのグラデ私もしようかな〜
ハリー

ハリーの感想・評価

3.7
福山雅治さんがまさかの汚れ役ということで楽しみにしていました。
まさかの冒頭はセッ〇〇シーンというww
想像していた以上にゲスかったですね!舞台が写真週刊誌というのもあって、芸能スキャンダルがメインだったので、撮る側はもう何でもやってやるという執念があることが伝わってきました。
ふみちゃんが始めは「この仕事最低ですね!」といっていたのが、いい写真が撮れた時に「最高ですね!」と変わっていたのが笑えました!
羊さんと滝藤さんの副編のお2人は、実際の編集長もこんなんだろーなーと感じたほど、ハマっていました。
リリーさんに至っては、「凶悪」の時とはまた違ったイカレ具合で、今回の方がいろいろヤバめでした。
そして福山さん。
「ガリレオ」の時の変人といい、今回のパパラッチといい、異色の役柄の方がしっくり来るなあと改めて感じました。あの福山さんが下ネタ連発なので、新鮮でした!
「ナイトクローラー」もゲスいパパラッチの映画でしたが、こういう類の映画は自分好みなんだなと感じて、自分もゲスいのかなーとか思ったりしました。(笑)

このレビューはネタバレを含みます

予告編などで想像していた展開のまま序盤は進むが、ある大スクープを取ってからの展開は全く読めない展開で驚いた。チャラ源に一体どんな借りがあったのかを大根監督にはスピンオフで若き日の静とチャラ源の話をやってほしいな。エンターテイメント性を排除するとコッポラ監督の「カンバセーション 盗聴」のような作品で作品はもちろん素晴らしいが興行成績は厳しいことを考えると絶妙なバランスで成り立っている作品だな。オープニングとエンディングで見せられる東京の街の映し方が最高だな。
Daisuke

Daisukeの感想・評価

2.9
『私が求めている"カメラ映画"』

この作品はパパラッチを題材にした映画ですが、こういった「カメラを手にしたもの」、つまりは「覗く者」が描かれる映画になると、
私はどうしても「あるテーマ」へと走り出してほしいと願ってしまう人間です。
そこで、今回もそれを確認しに劇場へ向かいました。

結果から言えば、
やはり今回も「私が見たいもの」は描かれませんでした。
ですので、ここから先はこの映画を少しだけ否定する事を書いたりしますが、あくまで「私が求めてたものではない」という勝手な視点である事をご了承下さい。

芸能人のスクープ映像を撮っている福山さんは、二階堂ふみ演じる新人の教育をする事になります。
そして二人はスクープを撮るために街へと向かう、、、

と、実は序盤の福山さんの演技からどうにも違和感を感じ、二階堂さんの演技も「あれ?」と思うほど極端であり、リアルな雰囲気は感じれませんでした。
なんというか、漫画のキャラクターのような造形演出で、二人のコンビが見所のはずなのに心がウキウキしなかった事が最大の要因だと思ってます。

序盤の後半から中盤にかけ、リリーフランキー演じる謎の情報屋が出てきます。福山さんとの関係や背景が少しずつわかるあたりはとても面白く見れました。
ですが、ある現代的なテーマが見えたかと思ってワクワクすると、それもフワリとかき消され、また人間関係のある部分が見えてきて、そっちのテーマか?と思うとそれも消えていきました。

この映画は何を見せたかったのか。
実は今だに自分はわかりませんでした。

こういった「カメラを手にした者の映画」では、去年に見た『ナイトクローラー』という作品が、
自分が求める本質に近いテーマへ行こうとしていて素晴らしく、
とは言っても、
最後の最後で、結局は自分の求めている方向へは舵を切ってくれませんでした。

自分もカメラを握ってきた人間であり、ファインダーから見える世界を多少なりとも見てきた人間です。
だからこそ、自分が知ってる「あのテーマへ」と踏み込んだ映画が見てみたい。

今日行った新宿の劇場で、大きな一眼レフを持った女の子が1人できているのを見かけました。
これは、彼女が求める映画であっただろうか?

私はどうしても見たくて追い求めてるだけなんだと思う。

どれだけ人に止められようが、
どれだけ醜く映る光景が広がっていたとしても、
全てが消えて、
ファインダーに映る光の中に「美」を見てしまった人間の、

悲しき強欲の物語を。
HAL2000

HAL2000の感想・評価

3.8
パパラッチというと傑作ナイトクローラー。だから、全く期待せず観ました。今、一番好きな役者さんリリーフランキーさんの映画でしたね、と言える程リリーさん本領発揮してました。凶悪以来の凄みのあるリリーさん観れて最高。そんなキャラ創った?大根監督に感謝します。
ただひとつ残念だったのは、ふみちゃん、私の男に引き続き、脱ぎ時、逃してます(苦笑)。
ぼちぼち楽しめた。
画のサイズが途中で色々変わったりするのが気になった。
大根監督の作品は観ていて楽しいけど、自分にはしっくり来ない作品が多かったので不安だったけど、出だしから引き込まれた。やっぱり音楽の使い方がうまい。

それにしてもリリーさん、ほんと演技うまい…。
「凶悪」の時よりさらにイカれた感じで、鳥肌立ちました。

途中までは順調に進んでいって、安定のストーリーか〜なんて思ってたら、衝撃的すぎるラスト…。
国分蓮

国分蓮の感想・評価

4.0
【中年パパラッチの悲哀と新人女カメラマンが成長していく様を描いた作品。最初で最後かもしれない福山雅治渾身の"汚れっぷり"を楽しもう】

最初入るスクリーン間違えたかと思いました。
8割型下ネタです。笑
カップルで行かれる方は覚悟しといてください。大根監督はド変態野郎(失礼)だ!
ただ、内容は面白いです。
カメラマンとして、新旧タッグを組んで品性下劣なネタを追うストーリーは、アブノーマルがついつい見たくなる人間のサガとしては単純に楽しいし、物語の進行もリズミカルかつスリリングで問題なし。でも実は真面目に、「各々の生きる目的」だとか「社会のマナー、モラル、コンプライアンス」について論じる部分もあったりとか、なかなか詰め込んでいます。押し寄せる下ネタの波に、それらがほのかに内包されている形で、良い意味でくどさがなく、静かにテーマを主張している感じです。

映画好きの方がまず知りたいことは、「え?これってナイトクローラーのパクりでしょ?」という点ですよね?
予告編を見て、あれ?ちょっと似ているなと思っていた自分は早速、検証と称して斜に構えて観に行きましたが、結論から言うと全くの別物です。
まぁ、あっちはビデオカメラでこっちはカメラですしね。
ナイトクローラーは狂気の体現を地で行っていましたが、SCOOP!はナイトクローラーをカジュアルにして、男性に嬉しいシーンを盛りだくさんにして、かつコメディライク5割で作られている感じです。何言ってるかわからなくなりましたが…
ね?もう全く別物です。
そうなるとナイトクローラーが至極真っ当な映画に思えてくる。笑
まったく関係ないように思われますが、なんとなくレオンを思い出しました。
ここオマージュかな?と思われるシーンが後半にありました。福山雅治と二階堂ふみ、歳もかけ離れているしレオンのキャラ、ストーリーに似てるな、と。
うん、これは日本版レオンだ!
…あれ?しっくりこない。そんな良いもんじゃねえよという声が聞こえる…。

驚くべきことに、福山雅治がイキイキとしてました。彼の本性は実は、静(役名)のキャラクターとそんなに変わらないんじゃないでしょうか、と言うと世のファンの人たちを敵に回しそうな気がしますが。笑
でもとにかくこれだけは確信して言えます。かな〜り伸び伸びしてました。
彼もまた、大根監督と同じく変態なんでしょう。
濃厚な絡みを見ていても、なんだか変態そうだなぁと思いました。
自分はこの作品の評価ポイントを、「どれだけ福山雅治がテンプレの福山雅治を捨てて汚れに徹することができるか」と決めていました。
その点で言えば、80点です。
ルイス・ブルームとはまた違ったクズですが、動けるデブならぬデキるクズを演じきっていると思います。

それから、リリーフランキーが大変なことになっています。
ガリッガリです。まさにシャブ中。スレンダーを通り越してほとんど骨、とどのつまり生きる屍状態です。
「野火」のリリーフランキーが泥を落としてそのまま東京に戻ってきたような感じ。
あ、そういえば二階堂ふみは野火という役名でしたね。いやそれはさすがに単なる偶然か。こじつけまして大変すいません。
ここ最近のリリーフランキーでは一番イっちゃってる役だと思います。「凶悪」より狂っちゃってるかもしれません。笑
ああいう役って、演じるの難しいと思うんですけど…どういうメソッドであそこまで持ってったのかが知りたい。役者って凄いなぁ。ということで、ここにもデキるクズがいました。チャラ源に敬礼。

それからもう一人、滝藤賢一。
この人が出てくると場の空気や雰囲気が一気に変わります。
仲代達矢が拓いた無名塾の舞台で長年鍛えられた演技力は確かなもので、編集部でのシーンでは、他のキャストとは一線を画す声量のインパクトと豊かな表情があって、おもわずビクッとなるくらい迫真です。やっぱり抜きん出てますね。そして本当に彼は声がよく通る…。それから目の演技も巧いなと思いました。

俳優の演技しかレビューしてませんが、内容はネタバレが多いのでご覧になって確かめてください。
下ネタが苦手じゃなければ笑いながら楽しめると思います。(笑えないのもあるけど。)
福山雅治が「布面積」とか「中オレ詐欺」とか言っちゃうんですからね、これは吹きますよ。笑
その他の下ネタの数々は、ここに書くと各方面からお叱りを受けることになるので割愛します。

こういうエンタテインメントな作品でもやりっぱなしではなくて、終盤は考えさせられることが多々ありました。
「自分は一体何者になりたいのか」
これは観客の皆さんも深く考え込むであろう永遠のテーマだと思います。
何のために仕事しているのか。
もちろん食うことだけど、その先には…?

総じて面白かったです。
是非、大根監督は山下監督、白石監督とタッグを組んで邦画力を爆発させた映画を撮り続けて欲しいなと思います。

それから、ロバート・キャパの下りが唐突に出てくるんですよ。彼の写真がフィーチャーされる。なぜだろうと思っていたんですが、なるほどそう持ってきましたか。
単なる歴史説明のひけらかしではなくて、ちゃんとストーリーに関係あるものでした。ロバート・キャパの最も有名な写真、1936年、スペイン内戦中に撮られた「崩れ落ちる兵士」ですね。
教科書に載っていたので覚えている人もいるはず。
当たり前ですけど、この辺は考えられて作られてるなぁと感じました。

ここから余談。

エンドクレジットに差し入れ協力TENGAとありましたが、作品には映ってなかったと思います。
一体何に使ったんでしょう。笑
男性撮影スタッフの心身の疲労をねぎらったのでしょうか。
控え室や休憩室の光景は絶対想像したくない…。

個人的に残念な点は、やはりシャブ打つシーンは明確に描写して欲しかったですね。コンプライアンスがどうだとか言ってるんですから余計に。せっかくタバコもガンガン吸ってるわけですから。どこかのお偉いさんに「配慮」したのが見え見えだとやっぱり少し萎えてしまいます。垣根を越えて欲しかった。
「日悪」の白石監督はやっちゃいましたよ。
でももしかしたら、あえて見せてないのかも。

それからこの映画には、友人と言っていいのかわかりませんが、自分の知り合いが登場(といってもほんのちょい役)していました。クラブの酔いどれ3人衆の男性と、手つなぎデートでスクープ写真を報じられた男性です。

BARK IN STYLEモデルの、
KEN MORITAくん
神庭昇平くん

この場をお借りしてささやかながら俳優デビュー、おめでとう!と言っておきます。
冷やかしじゃないよ!笑

時節的に、福山雅治関連の悲劇のニュースが幾つか取り沙汰されていて、彼は今とても大変な状況だとは思いますが、この映画だけは彼の救いとなりますように。
福山雅治さんが、「モテキ」や「バクマン。」の大根仁監督と初タッグを組んだ主演作は、芸能スキャンダル専門の中年パパラッチを通して描く写真週刊誌の舞台裏。
今年は芸能人の不倫スキャンダルが立て続けにスクープされて世間を賑わかせたが、それらを物にした週刊誌の記者やカメラマンがどうやってスキャンダルを素っ破抜いたのか、そのテクニックや“仕掛け”が詳らかに本作で描かれる。
個性的な役も演じたことがある福山雅治さんだが、この作品の都城静はカメラマンとして優秀だが、下ネタ話やセクハラは当り前、常にシガリロをくゆらせている中年パパラッチという、嘗てない汚れ役を魅力的に演じている。
彼は東京の街を芸能スキャンダルを求めてハイエナのように嗅ぎ回り、美味しいネタをハントしていく。
本作では、やさぐれた一匹狼のような彼がこの世界を何も知らない新米記者とコンビを組まされたことにより迎えた転機を、幾つものスクープの“現場”と共にリアルに、ドラマチックに描いていく。
静とコンビを組まされた新米記者・行川野火を二階堂ふみさん、雑誌社の2人の副編集長を吉田羊さんと滝藤賢一さん、そして静の盟友でもある情報屋・チャラ源をリリー・フランキーさんが演じるという、演技巧者のキャストたちが作り出すドラマ、そしてディティールに拘る大根監督の“絵作り”が作品に奥行を与えている。
本作は、「他人の不幸は蜜の味」で飯を食っているように見える週刊誌の内情を面白可笑しく描いたものだけではない。
静が自虐的に吐き捨てるように言う「俺たちがやっていることはゴキブリ以下、ドブネズミ以下なんだよ」の中にも仕事に対する矜恃があり、そして嘗ては第一線、花形で活躍した男が人生の流転で今のようになってしまったことへの諦念が切なく伝わってくる。
そして、メディアの“老兵”として、自分が果たせなかった志を若者に託というその思いが心の襞に沁みてきます。