個人的には『レッドヒル』で期待して、『エクスペンダブルズ3』で失望したパトリック・ヒューズ監督だが、この作品ではちょっと盛り返したと思う。ヨーロッパの街なかを河に沿ってバイク・車・ボートで駆け抜けるチェイス・シーンには目を瞠ったし、厨房でのワンカット格闘なんてのも嬉しい。
ただ、光源が強すぎて室内でもハレーション状態のシーンが多く、ものすごく違和感がある。意図的なのかどうかわからないが自分の美意識とはかけ離れた画面だ。
あと、結局サミュエル・L・ジャクソンの力なのではという感じもする。
ボディガードの映画で「クロサワ」という日本人キャラが出てくる。