玉之丞

ジョン・ウィック:チャプター2の玉之丞のレビュー・感想・評価

3.7
【ジョン・ウィックシリーズの第2作!!】

〈ストーリー〉
第1作では誰もが不可能と言われた依頼を鉛筆を使った殺害方法で一目を置かれる様になり、以前の依頼者だったロシアンマフィアの組織を丸ごと葬った事から、ジョンの戦闘力の高さと生きた伝説が継続される。

第2作では前作から5日後、ヨーロピアンマフィアのサンティーノが依頼者として訪問に来る。
不可能だと言われた仕事には、実は血の掟で結ばれた《誓印》により、サンティーノが手を貸していた。
ジョンは『昔の自分と決別している』だから他を当たって欲しいと、理由を述べて依頼の内容も聞かず断ります。
サンティーノは《誓印》を軽くみていたジョンに、怒りを抑え依頼を受けるべきだと主張します。
ですがジョンは最後まで首を縦には振りませんでした。
誓印を破るジョンに待っていたのは哀しい悲劇でした。

●あのジョンが苦しめられた誓印の重要事項説明書
①血判で交わされた堅い誓約になりますので、請負人は依頼された職務に専念しなければならない。
② 誓印には解約やクーリングオフ期間は設けていません。
③請負人がもし違反をした場合、それ相応の罰則があります。またそれを拒否する事も出来ません。
※ルールがなければ動物と同じです。ルールは守りましょう!

●孤高の殺し屋ジョンウィック。彼が通る道はとても長く険しい
妻が他界した3日後に愛車を盗まれ愛犬を殺害される。
被害者なのに、仕事を共にした同業者に命も狙われます。
盗まれた愛車をようやく見つける事が出来ますが廃車寸前にされます。
挙句に、誓印を守らなかったジョンは全てを失う。

〈感想〉
あんな所に銃ソムリエがいるなんて!
銃のテースティング?!
ありそうでなかった世界観。完全に私の厨二心を鷲掴みにされました。

ジョンはゴツくて正確な物が欲しいと注文。
ソムリエが選んだ商品はなんとAR15!
•銃身が11.5インチ
•キャリアはアイアンボンド
•スコープはトリジコン1×6
とソムリエは商品を手渡し丁寧に説明

続いてデカくて大胆なものは注文
ベネリM4
•キャリアとハンドルはカスタムメイド
•濡れた手でも滑らない布張りのグリップ
•イタリア製
ジョンは無言でテースティングを行う

うおぉぉ!カッケー!!
専門的過ぎて何言ってるか分からんけどスゲェェ!!!
ってなった

〈まとめ〉
裏社会の世界感が凄く丁寧且つ爽快に描かれていた為、こんな世界もいいなと思い、裏社会で働いてる私の姿を想像してみました。
秒殺してました。

自分がやりたい事と持って生まれた素質(出来る事)は比例しないという教訓も含まれている。
そんな作品
玉之丞

玉之丞