ざわ

ジョン・ウィック:チャプター2のざわのレビュー・感想・評価

3.6
 ジョンウィックとは、1話2時間構成の連続ドラマである。
 突然のカーチェイスから始まり、前作の数週間後(?)を描いている本作。観客全員が前作を観ていることを前提に作っているようで、まあ題名にも”チャプター”とか入れちゃってるからそういうことなんでしょうけど、ほら、1本の映画作品としてはどうよと。
 前作はすごく好きなんだけど、今作は正直そこまで好きじゃない。私がこのシリーズを好きな理由って、主人公ジョンがドップリ浸かっている暗殺者業界のルールとかシステムが、言葉での説明なしだけどしっかり分かるようになっている所なんですわ。支払いは謎の金貨だったり、仕事用の電話は黒電話だったり。確かにアクションは観てて楽しいし、言語障害持ちの女アサシンとかめちゃめちゃ燃えるんだけど、やっぱり冗長気味に感じちゃいますな。
 なんで個人的にはチャプター3とかやらないでほしいんだけど、米国の連続TVドラマシステムだと、売れれば売れるだけ続編作られちゃうから心配。続編作られませんように(七夕)
ざわ

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