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ジョン・ウィック:チャプター2のyapのレビュー・感想・評価

3.0
2017.07.18鑑賞。
殺し屋という裏の世界を、フィクションながらも(だからこそ?)丁寧に構築しており、面白い。今作でも、殺し屋専用のホテルや、殺し屋だけに流通する通貨など、独自の世界観は健在。それだけでなく、殺し屋への指令が昔でいう電話の交換所を通じて受け付けられ、80年代(?)のパソコンを介して発信されるというのも、味があってよい。
一方、肝心の殺しのアクションは、そんなファンタジックで面白みのあるギミックとは打って変わってひたすらストイック。
ブギーマンと称されるジョンが冒頭から、アクションの度に、傷を負うのだ。これこそがリアルなアクションなんだよと感心するところなんだろうけど、せめて冒頭の車を奪還するシーンくらいは無傷で、気持ちよくスタートしてもよいのではと思ってしまう。しかし、監督はそれを許さない。まるで、冒頭から、今回のテーマは因果応報だと宣言するかのように。つまり、キアヌが組織から足を洗うには、それ相応の代償を伴うのだ。
個人的には、幹部暗殺のための準備が一番’お楽しみ’のシーンだった。銃のソムリエとのやり取りとかニヤニヤして観ていた。第3弾が楽しみだ。