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ジョン・ウィック:チャプター2のHRのレビュー・感想・評価

4.2
本当に芸術。殺しの芸術。
銃殺メインだけどやり方こんなに多彩なんだなあ。噴水のシーンとか美しくないですか。美術館での銃撃戦も美しすぎる。やっぱり映画で魅せられ無いと意味が無い。アクション映画って,時に音楽を超える芸術なんだよね。第一弾は爽快ながらもまだありふれた部分があったけれど,当作ほど突き抜けていたら,「殺しの芸術金字塔」として後作に影響与えるんじゃないかな。
『ソナチネ』(1993)のエレベーターシーンを少し彷彿した。

当作では,4ヶ月の過酷なトレーニングで体得したというカンフーとガンアクションの組み合わせ(ガンフーと呼ぶらしい)が実践的かつ先鋭的というコンセプトで創出されたそうだけど,第三作では発想の新しさに引き続きこだわって「殺しの芸術」を更にクリエイティブに追求して欲しい。

キアヌの悲愴感が堪らなくgood。あと個人的に第2弾で名技「鉛筆で人殺す」が観れて大満足。
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