J四郎

ジョン・ウィック:チャプター2のJ四郎のレビュー・感想・評価

3.6
キアヌ演じる伝説の殺し屋モノ第二弾。
前作の直後から話が始まっていて、最初っからアクション全開で魅せてくれます。さて、今回は殺し屋がワラワラ出てきては返り討ちに遭います。ちなみにR15。

劇中に出てくる殺し屋どもはプロ意識がヒジョ~に高く、独自の美学に則って行動している。さっきまで殺し合ってたのに戦闘禁止区域ではクールに酒を酌み交わす。テメェの感情よかビジネス優先なヤツらです。
ま、それにしても何でやねん!?とツッコミたくなる場面が多いが。
人混みに紛れサイレンサーで撃ち合うなんざ、カッコ良いを通り越してギャグか思うたわ。

前作はあんまし覚えてないが、今回もキアヌのジョンは柔術を駆使したアクションを見せてくれる。格闘戦は中々見応えがあった。
反面、銃撃戦は淡泊な印象やな。相変らずジョン君はアホほど強いのでサクサク殺していくんだが、あまりに簡単に始末しすぎるんで人を殺してる感が無い!まるでゲームのプレイでも見てる気分だった。
ま、そのおかげで大量虐殺してても軽~く見れるけどね。

敵の殺し屋は強敵2人に加えて、殺し屋ワールドカップでもしてんのか?っちゅうくらいワラワラ湧いて来る。
個性的な殺し屋が大量発生で、オオ!こりゃ盛り上がってきたな!と思ったが・・・やはりジョンが強すぎてアッサリ消えていきます。
ここはもうちょい時間とってピンチに次ぐピンチ!の方が好みだったかも。

個人的には、まあ~こんなもんか?ってかんじ。
確かにアクション面では前作よか凄くなってて面白い。ただ前のはあまり期待せずに観てたんですよ。その意味での新鮮味は無かったかな。
独特な世界観にハマれんと「はぁ?」ってなっちまう作品ですな。
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