Smoky

ジョン・ウィック:チャプター2のSmokyのレビュー・感想・評価

3.6
リアリティは一切無視、感情の機微を一切廃止し、シューティング・ゲームのようなガンアクションと、格闘アクションをひたすら楽しむための映画なので、ヤボなことは言いっこなし。

逆にここまで振り切ってくれると、観る方も混乱せずに済む。作り手は、さしずめ『マトリックス』同窓会。スタントマン出身の監督をはじめ、キアヌ自らが主演しプロデュースをして朋友を応援。モーフィアスまで出てきた瞬間は笑うしかなかったw

地下鉄とホームは『マトリックス』への、ラストの鏡の間は『燃えよドラゴン』への、エンディングの走り去るシーンは『ダークナイト』へのオマージュ。
全編にわたり、どこかで見たことあるシーンだけど「ひたすらアクションを楽しむための映画」なので細かいツッコミは無意味。

ワンコがピットブルになって可愛いかったのと、ルビー・ローズの美しさと、キアヌが車に轢かれ過ぎなのが面白かった。
Smoky

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