PANDADA

ゲヘナのPANDADAのレビュー・感想・評価

ゲヘナ(2016年製作の映画)
3.0
上司の命令を受けて用地買収のためにサイパンに訪れたポリーナ赴いた先は、決して立ち入ってはいけない場所であった、、、的なお話。

ジャケットにあるこの気味の悪い人物ですが、まあ、期待したような活躍(?)はしません。

全体的な雰囲気は「キューブ(1997年公開、ヴィンチェンゾ・ナタリ監督)」に似てるのかな。
脱出不可能な密室に閉じ込められる恐怖がメインですね。

そして、「呪い」を理由にすれば、まあ、なんでもできますけどね(笑)。

それでも、閉じてこられ、正気を失っていく恐怖はしっかり表現出来てます。

ラストも、まあ、予想通りではありますが、これはこれで良しでしょう。

キャストはほぼ知らない方ばかりですが、これもある意味「キューブ」っぽいかな(笑)。

問題は、なんと言ってもジャケット詐欺。
これはやはりいただけませんね。
こういうのは大人らしい汚らしさが滲み出ていて、大っ嫌いですね。

内容はそこまで悪くないので、悪いのは日本の配給会社です。
タイトル詐欺、ジャケット詐欺、その他何でもありのこういういただけない配給会社には失望を禁じ得ません。

映画本編はそこまで悪くないんですけどね。
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