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彷徨える河のmayuのレビュー・感想・評価

彷徨える河(2015年製作の映画)
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解釈が追いつかないくらい壮大な何かを観てしまった。どんなにたくさん本を読んで、地図を見て、映画を見て、莫大な知識を蓄えても、コロンビア奥地の大自然を目の前にすると無意味になるんじゃないかとさえ思えてくる。知識は実際に体感して自分の一部にならなければ虚像でしかないというか…

現代社会においてイニシアチブとなっている西洋科学も、自然の脅威をありのままに受け止めて生きるアマゾンの先住民族のアイデンティティやある種の悟りには到底敵わない気がする。とはいえ私は今、電気を付けてクーラーを効かせて映画を観てるので、近代文明を真っ向から否定なんてできないけど、おかしい部分はたくさんあるよねって気づける映画。

何を言っているのか自分でもよく分からないので、また観ようとおもいます。笑
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