この映画を観た100人中99人はきっとジョゼフ・コンラッドの『闇の奥』あるいはその映画化である『地獄の黙示録』を思い出すはず。だけどそれらの作品において、河を遡りジャングルの奥地へと向かう旅路は、あ…
>>続きを読む主人公は滅亡部族の生き残り先住民。若き日はドイツ人と、老いてからはアメリカ人と。2度に渡る聖なる植物「ヤクルナ」を求めてアマゾン川をさか上り奥地に向かう旅を描いた作品。輪郭の明瞭なモノクロ映像による…
>>続きを読むとても丁寧な映像だった。
未知の〈世界〉こそ自分の知っている現実に通じていて、もしその体験を視ることができるなら、夢に〈世界〉を与えたい。
知識や技術の進捗よりも、認識の不自由を感情の経由から気づ…
濃い緑と河の流れのコントラストは白黒だとカラーよりもキラキラして豊かに見える。水面に反射した進むカヌーは、そのものを捉えた映像よりも優雅で美しい。
しかし、中盤までは美しい映像以外に追うものがなく…
このレビューはネタバレを含みます
とても前衛的な映画だけど、なぜだか主張が強くはない。モノクロで淡々と進み、2つの時間軸がシームレスに交差する。
本来は沢山の情報量で溢れてるだろうアマゾンの大自然に色が付いていないと、何だか逆に目…
20世紀初頭のアマゾンのジャングルを訪ねた
実在の学者の実体験を基にしたロードトリップ&ドラマ
侵略者により先住民族を滅ぼされ
とうとう一人になったシャーマンのカラマカテ
ある日、重い病気を抱え…
すごい映画だった、と思う
2人の学者の日記を元にしたフィクション
アマゾンの雄大な自然と、少数部族との交流
文化の保護か、知識の供給か、とか
どうやって未来に繋げていくのか、とか
よくわからないとこ…
アカデミー外国語映画賞にノミネートされたコロンビアの作品。ジャングルの中で夢、現在、過去が交錯する話。
同じくコロンビアで制作されたMEMORIAや、モノクロの映像繋がりでタルベーラの作品を彷彿と…
雰囲気のある映画だった。おそらくコロンビアの映画を観るのは初めてだろう。学者や宗教家、原住民それぞれの価値観と、それぞれをどう評価しているのかを興味深く眺めてしまう。幻覚作用のある草を求めて川をさま…
>>続きを読むジャングル怖すぎ。
白人とキリスト教の方が怖いか。
コンパス(知識)が欲しい原住民。
でもその先には戦争が待ってる。
文明の発展は正しかったのか。
原住民の文化を守ってあげるのはただのエゴではない…
(C)Ciudad Lunar Producciones