以前から見ようと思っていた実話に基づく映画なので見てみました。
全てのエンジンを失った飛行機を、NYの中心を流れるハドソン川に不時着させた機長のお話です。この不時着から事故調査の公聴会までが含まれます。
機長は、事故にあった飛行機を無事に着水させた英雄であり、そのおかげで155人全員が無事に救出されました。しかしながら、この川に不時着すると決めた機長の判断に対しての調査が行われます。ここがこの映画の見どころなってきます。果たして、ハドソン川の奇跡だったのでしょうか、それとも。。。
公聴会での機長の毅然たる発言に感心しました。事故時のシュミレーションの結果に対して、怯む事なく自分の意見を伝える姿はすごいなと思います。こういう状況で、自分は正しい事をきちんと正しく伝えられるのだろうか。自分だったら、なかなか難しいんじゃないかなと思います🧐。
さて、音響効果はとても良く、飛行機やヘリコプターが頭の上空をあちこちと飛んでいるのは、臨場感があってなかなか楽しかったです。
原題は、”Sully”です。このサリーは、機長の呼び名なんですね。タイトルもそうですし、この映画を見ていると、機長に対する制作者達の敬意を感じます。この敬意から、この映画の制作を始めたのかもしれませんね。