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ハドソン川の奇跡のicemanのレビュー・感想・評価

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)
4.8
" 究極の自問自答 "

私が絶対に乗りたくない乗り物と言えば…
まず答えるのが " 飛行機 "✈️

映画を知り尽くした監督が描く実話。
ノンフィクションだがフィクションの様な作り。

この作品は伝えたい事実を僅か96分という枠の中に纏めてある…

原題 = sully
英雄の名…

一瞬の判断によって155人を地上へ還す、そしてマンハッタンに犠牲者を出さなかった奇跡の英雄…

やはり映画館で観る作品。
それも叶わぬ一品となってしまった…

この作品を二度見した。
もしも映画館で観ていたら、着水時点で涙が止まらなかっただろう。

仕事をこなすとはこういう事…。

"全員で協力した"と彼は言う。
決して彼は自分の力だけではないと言うのだ。

どんな作風も熟す監督が描いたヒューマン。
そしてタイトルどおりにこれは "奇跡"
エンジンが機能しない飛行機をこの状況
で無事に還せる保証はまずありえない。

私は高い所が苦手、だから飛行機は大の苦手…
どうしても飛行機に乗る時は精々C.A.の笑顔を見て安心する事しか私には許されていないのだ…

優れたコンピューターも42年2万時間以上を飛んだ機長には敵わない瞬間。
しかも彼にはこの飛行中のエンジントラブルが初めてという曰く付きの驚き。

一瞬の判断が全てをかえてしまう。

私は副機長の"ラストジョーク"に何故だか"じわっと涙"を流してしまうのだ。

"自分の判断は正しかったのだろうか?"
主人公の胸の内を伝えるのは、やはりこの監督は上手いのだ。

"助かったのは155人だ"
ありがとう…

そう答える英雄の涙を、やはり映画館で観たかった…

間違いなく私の胸の中はスコア5.0🛩