飛行機の墜落事故を防いだ英雄の話。
しかし、彼は本当に英雄なのか？
実は判断ミスだったのでは？
といったテーマのある実話。
真面目に仕事に尽くしてきた
トム・ハンクス演じる通称サニー。
彼は飛行機のパイロットなのだが、
とあるトラウマを抱えている。
それは過去に実現した奇跡。
※本人は奇跡という表現を
嫌がっているようです。
エンジン部に鳥が
巻き込まれたことにより、
出発地に戻らざるを得ない状況。
しかし彼の判断は
ハドソン川への不時着水。
結果、155人の命を救い、
ハドソン川の奇跡と呼ばれ、
一躍有名人になる。
しかしその後、
委員会からの指摘により、
判断ミスだったのでは？
と言われ、マスコミもそれに乗る。
苦悩の主人公の判断は
正しかったのか…
大変面白かったです。
まずは惹き付け方。
現在と事故時の映像を
織り交ぜる展開が、
心理描写が重なり合ってて、
とてもいいスパイスになっていた。
あとはテンポの良さが、
人を飽きさせないところ。
これが実話と思うとより一層、
惹きつけられてしまう。
