うに丼

ハドソン川の奇跡のうに丼のレビュー・感想・評価

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)
3.5
完全に舐めてました。
誰もが知っているニュースを今更映画化してどうすんの?と思っていたが、見終わった後はスタンディングオベーションしたいくらいに感動(流石にしなかったが)。
こういう映画をさらっと撮ってしまうイーストウッド監督のフットワークの軽さに、熟練者の余裕が感じられる。トム・ハンクスの演技も重すぎず軽すぎず、ちょうど良い塩梅。

劇中、「航空関係で最近は良いニュースがなかった」というような台詞があるが、これはもちろん9.11の同時多発テロを指しており、冒頭、機長が見る夢で高層ビル群に飛行機が突っ込んでいく映像は、嫌でも〈あの日〉を思い起こさせる。
全員死亡を想起し涙に暮れていた管制官は、全員救出の報に歓喜する。ニューヨーク市民、引いてはアメリカ国民にとって、この出来事はただの一ニュースではない、本物の〈奇跡〉だったのだ。