安堵霊タラコフスキー

無気力症シンドロームの安堵霊タラコフスキーのネタバレレビュー・内容・結末

無気力症シンドローム(1989年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

6月6日に亡くなったキラ・ムラトヴァを偲んで。

夫が死んだ悲しみに暮れて暴走する女をセピア調の画面で撮ってて良いな……と思って見ていたら唐突に劇中劇だということが明かされてまず驚く。(でも劇中で不評だったのが意外)

その後はちょっとよくわからない展開がひたすら続くけど、近未来的なトンネルを進む人々から始まる良い意味で自然なタッチの映像群は中々に見応えがあって、どっかの廃屋に放置された犬らの姿なんかは特に印象的なものだった。